記
~患者さんの目先のみならず、何年後、何十年後を見据えた治療を~
歯は全身の健康と深い関わりがあります。例えば認知症と噛むことの関わりでは、ご自身で噛むことで(義歯でも)食事を摂れているご老人と、そうでないご老人では認知症進行度に大きな差があるといわれております。“噛む”という事で脳へ刺激を与え認知症予防に繋がっているのです。しっかりと噛めることが、全身や脳への健康に大きな影響を与えるのです。
歯を失ったまま放置しておくと、周囲の健康な歯やそれらを支える歯槽骨にまで影響がでてきてしまいます。
歯を失った方には義歯やブリッジ、インプラント等、しっかりと“噛む”ために最善の治療方法を提供していきます。今まで『こんな口の中の状態では見せられない』という思いから歯医者に遠のいてしまってきた多くの患者様に出会ってまいりましたが、わたくし達は口腔内治療のプロです。安心して、どんなことでも早目にご相談下さい。
また、歯列矯正治療に関しても上述の“しっかり噛むことと全身の健康、脳への刺激”がおおいに当てはまります。しっかりとした噛み合わせは長い人生の財産でもあります。
わたしは、見た目の審美の問題にとどまらず、しっかりとした噛み合わせで、全身への影響や脳への刺激、また、磨きにくさによる虫歯や歯周病の予防にもつながる矯正治療を考えます。
患者さんが何年後、何十年後も健康であるために、“歯を削る”のみの治療でなく、できるだけご自身で噛めるための”歯を残す“治療を。歯周病や虫歯で歯を失う事を無くすべく、一人ひとりに向かい合い、定期検診を継続しながら、常に最新の医学にも目を向けた”予防歯科“を行なっております。最近では歯周病治療の画期的治療薬”リグロス“が保険適応されるようになり、当院でも積極的に治療に取り入れております。
歯の事、歯ぐきの事、 些細な事でも何でもお気軽にご相談下さい。